ハイチュウ

体験

小学3年生のときのお話です。






当時、大阪府堺市の小学校に通っていたのですが、それはそれは荒れていました。


とにかくやんちゃな人が多く、そのなかでも中心の2人は常に教師をおちょくって毎日怒号が飛び交うという状態でした。

早くも未来のヤンキー確実であろう男子や、低学年ながら茶髪に染めている小生意気なマセた女子がいたりと個性的なクラスでした。



私は比較的大人しめな部類だったのですが、教師の心中を察する毎日でした。

1学期はあんなに優しそうな顔だった担任が、3学期にもなると常に鬼の形相ですもんね。



子供ながらに「このまま中学・高校に上がってちゃんと人生を歩めるのかな…」と思うほどでした。




そんなある日、親が転勤することになり、三重県への引っ越しが決まりました。



大好きな友達や育った街と離れるショックはありましたが、内心ホッとしたことを覚えています。





同時に「三重ってどこやねん」と思ったことも鮮明に覚えています。笑





先生が私の引っ越しをクラスに紹介してくれ、3学期最後の日に私のお別れ会を開いてくれることになりました。



比較的大人しめな部類だった私ですが、ギャグ枠で人気はあったため皆が別れを惜しんでくれていたのは素直に嬉しかったです。



お別れ会といっても簡単なものでした。



授業の一部を使って前に立たされ、私が一言お別れの言葉を述べ、私が事前に用意したプレゼントを先生から配ってもらう、というものです。

(親が用意してくれた金と銀のラメ入りのペンをみんな喜んでくれていました。いくらクソガキといえど、まだ小学3年生だなぁと思いました。)



そして、クラスのみんなからはサプライズで一言書いた冊子みたいなものでした。




ほっこりしましたね。







この後、人生を変える大事件が待ち受けていることも知らずに…。




最後の授業が終わり、しばらくは別れを惜しむようにみんなに囲まれました。


寂しがってくれる子や、お菓子をくれる子、自分のお気に入りの文房具をくれたりする子もいました。

中でもよく覚えているのが、当時デジモンの映画を見たらもらえる首から下げるカードホルダーをくれた子でした。




…もう持ってんねん。



私は割とサイコパスな一面があるので、家で捨てちゃいました。
ごめんね!笑






皆が下校した後、校舎の見納めにと1人ふらふらしていると前から2人組が現れました。

低学年ながら茶髪に染めている、あの小生意気なマセた女子2人組です。



ここからは会話調で再現したいと思います。







女1「まだ帰ってないんー?」


私「うん、最後やしもう少し校舎見てる」


女1「そうなんやー」


女2「つっちゃん(当時のあだ名)さっきお菓子もらってたよね?」


私「うん、もらったよ!」


女1「うちらもお菓子あげるわ」


女2「つっちゃんハイチュウすき?」


私「うん!」


女1「目、瞑って」


私「?」









女1「ハイ」

















女2「チュウ」


















チュッ













これが、私をギャル好きにした大事件であり

私がハイチュウを食べるときニヤけている理由です。

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